コーズ

 コーズ(Cause)とは、その契約の論拠であり、その契約を追求した目的といったものを想起させる。

①契約における意思行為を「同意」と「目的」の要素から「約束をすることによって追求された目的」として、「各種

契約によって同一である」といった考え方を、コーズによって、持つことができる。

②「合意による生じる債権債務関係のコーズ」が問題となる際、コーズは、「法が考慮する理由」として定義される。

これは、個人保護の観点から、或いは、社会保護の観点からコーズを理解する場合に、コーズが「理由」という抽象概

念である様々な下位概念が段階的な構造をもち、統合的な概念として再度位置づけられるべき点を明らかにしている。

③コーズとは、「主観的な要素を結び付けるつながり」として理解されなければならないとする。意思合致が、一定の

「論理的」な「主観的要素」と「客観的要素」とのつながりを備えていることが確認され、一定の類型の契約において

認定される。このような意思合致は、「法的に意味を持つもの」として認めさせるための機能を果たされる。

仏民法から、その契約の目的たる要素から、一定の類型の契約を認定されることを理解する。

2026年04月10日